2020年11月

2020年11月29日

障がいの方にもお役目が…

朝から涙😢

日曜日に障がいを持たれたお子さんに
会う約束があります。
私の息子も重度自閉症です。

朝から宇宙について記事を読んでいたのですが、導かれたようにたどり着きました。

長いですが読んで頂ければ嬉しいです。

強者を救う弱者の話ー
入江富美いりえふみこ子監督が作られた、養護学校の教諭、山元加津子やまもとかつこさんと障害児らとの交流を描いたドキュメンタリー映画、「1/4の奇跡」という映画があります。
 
雪絵ちゃんは、多発性硬化症たはつせいこうかしようという難病を抱えていました。多発性硬化症とは、脳や脊髄せきずい、視神経ししんけいなどに病変がおこり、体を動かせなくなったり、目が見えなくなったりする難病です。
ある日、「何かうれしくなるような話をして」という、入院中の雪絵ちゃんに、山元先生は、前にテレビで見た科学番組の話をしました。
昔、アフリカのある村で、マラリアが猛威もういをふるい、村は壊滅的な打撃をうけてしまいます。しかし、どんなに伝染病が蔓延まんえんしても、どんなに死者が出ても、かならず生き残るグループがいました。
後年、研究者が徹底的に調査を行い、一つの事実がわかりました。
それは、マラリアが多く発生する地域では、ある一定の割合で、伝染病に強い突然変異の遺伝子を持つ人がいる、ということです。そして、その「強者の遺伝子」を持つ人が生まれるとき、高い確率でそのきょうだいに重い障害を持つ人が現れる。そんなことがわかったのです。その確率は4分の1。強者の遺伝子を持つ一族で、4人の子どもが生まれた場合、かならずその1人は、成人前に亡くなってしまうような、重い障害を持つことになります。
つまり、人間がマラリアとの生存競争に勝つためには、マラリアに強い遺伝子のほかに、病気や障害を「引き受ける人」がいなければ、その村は絶滅していたことになります。
 
もし、「障害を持った人は、いらないんだ」という考え方があったとして、障害のある人を排除していったとき、マラリアに強い遺伝子を持った、障害のない人も、決して生まれてこないのです。
山元先生が、雪絵ちゃんにその話をすると、雪絵ちゃんはしばらく考え込んだあと、こういいました。
「私たちだけで、こんないい話を知っているのはもったいないよ。病気や障害がとても大切だ、ということ。みんなが素晴らしい役割を持っていること。それが、科学的に証明されていること。すべての人が、この宇宙から必要とされていること。そんなことを、世界中の人が当たり前に知っている世の中に、先生がしてほしい」
そんなの無理だよ、と山元先生がいおうとしたとき、それをさえぎるようにして雪絵ちゃんはいいました。
「何もいわないで、約束して。山元先生、お願い!」
「その約束が、毎日、私の心をゆさぶり続けてくるんです」と山元加津子さんはいいます。
その約束から、少しして雪絵ちゃんは亡くなりました。お葬式は、12月28日。偶然にも、雪絵ちゃんの大好きな誕生日でした。
 
「この話は、遠く離れたアフリカの、小さな村の、特別な出来事ではありません。そのまま、私たちの生活に当てはまるのではないでしょうか。
今、こうして私たちが元気でいられるのは、過去から現在まで、病気や障害を持ち、苦しんで生きてくれた人のおかげではないでしょうか。
私は、世界中の一人でも多くの人に、この『1/4の奇跡』の事実を伝えていきたいと思っています」と山元加津子さんはいいます。
 ※「1/4の奇跡『強者』を救う『弱者』の話」より抜粋

この宇宙には、いらないものは何一つないということです。命もそうです。不要な命などないのです。すべてが大切な命です。そして、その命は、大きな宇宙のいのちと、みんなつながっています。みんな同じ、一つの命を生きているのです。

以上ですが、

改めて我々は宇宙の一部に過ぎない。
みんな宇宙も人も繋がって生きている。

我の力に非ず‼️

いつもありがとうございます❣️
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sato3515 at 09:37|PermalinkComments(0)

いつも応援ありがとうございます。